変形性膝関節症
- 立ち上がる瞬間、膝が痛い
- 階段の上り下りで膝が痛い
- 膝に水が溜まる
- 膝の形が変わってきた
- 正座や床に座るのがツラい
変形性膝関節症とは?|茨木市あさかわ鍼灸整骨院
変形性膝関節症とは、体重や加齢などの要因から膝の軟骨が擦り減って、膝関節やその周囲に痛みを及ぼす状態を言います。
比較的女性に多く、加齢、肥満、外傷などが原因とされていますが、最近は身体と膝と足先の向きのズレが膝の変形に大きく影響を与えているのではないかと考えられています。
日本人は『O脚』の方が多く、立っている時に足の真ん中に体重が乗っていないので、膝の内側だけに圧力がかかって骨が変形していきます。
膝のクッションの役割である半月板の質が変化して、少しのストレスに耐えられなくなり亀裂が入ってしまう場合もあります。
この状態が進んでいくと膝関節やその周囲の軟部組織が炎症を起こし、膝が大きく腫れあがります。
『膝に水が溜まる』とは?|茨木市あさかわ鍼灸整骨院
変形性膝関節症の症状の1つに、「膝に水がたまる」というのがあります。
この「水」というのは「関節液」のことです。
「関節液」とは、軟骨同士の摩擦を少なくする滑潤剤のような役割と、軟骨に栄養などを与える役割をもつ液体のことです。通常は『うす黄色で粘り気があり片膝に3㎖』くらいしかありません。
しかし、膝関節やその周囲の軟部組織が炎症を起こすと、体が反応して関節液をどんどん作り出してしまいます。
こうして関節液が通常よりも過剰に作り出された状態を「膝に水がたまる」といっているのです。
この場合の関節液は『透明でサラサラ』してて、潤滑剤の役目を果たしていません。元々3㎖しか余裕のない関節の中ですから、だいたい15㎖ほど溜まると膝に慢性的な痛みが出始めます。
処方の1つとして整形外科で「水を抜く」方法があります。
30㎖以上溜まると太ももの筋肉の反射性萎縮が起こり、膝関節に良くないので水を抜いたほうがよいですが、あまり頻繁に抜くことはお勧めしません。
その理由として以下のことが考えられるからです。
変形した軟骨同士が当たる
↓
動きにくさや痛みが出る
↓
防衛反応として関節液を作り出す(水が溜まる)
↓
注射などで関節液を取り除く(水を抜く)
↓
再度軟骨同士が当たる
↓
関節液を作り出す
↓
(繰り返し)
この悪循環をどこかで断ち切らない限り、水を抜いたとしてもまた溜まる状態が続きます。
大切なのは、水が溜まらない膝関節にしていくことです。
膝にとって良い環境を整える|茨木市あさかわ鍼灸整骨院
軟骨は一度傷ついてしまうと”完全に元の状態に戻す”ことは難しいです。
だからこそ、今以上に軟骨をすり減らし悪化しないように変えていく必要があります。
そのためには、身体と膝と足先の向きをそろえて、体重が膝関節の内側に乗らないように調整する必要があります。
そこで、茨木市あさかわ鍼灸整骨院では、まず、『トリガーポイントマッサージ』を行って膝関節周辺の筋肉をほぐして正しい筋肉の働きを取り戻します。
その後、『骨盤矯正』を行って身体の向き、膝と足先の向きをそろえて、正しい関節の動きを獲得していきます。
痛みがあると日常生活がとても不快です。
ですので、あまり痛みを我慢して毎日を過ごしていると精神的にも良くありません。
素早く痛みを取る方法として、茨木市あさかわ鍼灸整骨院独自の技術である『鍼施術』も適宜行います。
自己回復能力を促し、鍼でしか届かない深部の痛みにアプローチします。注射鍼よりも極細の鍼を使うので、痛みが苦手な方でも安心してください。
変形性膝関節症でお困りでしたら、茨木市あさかわ鍼灸整骨院にご相談ください。
執筆者:柔道整復師・はり師・きゅう師
浅川成勲(治療家歴28年)
高校生の頃、陸上競技をしており足が痛くなって歩くことも困難な状態になったことがあります。その時に、近所の鍼灸整骨院で鍼施術をしてもらい、一度の施術で次の日から走ることができるようになりました。とても驚いた記憶があります。
その後、同志社大学を出て会社員になり営業の仕事をしていたのですが、当時の印象が忘れがたく、人体の構造や仕組みに強い興味を掻き立てられてこの世界に入りました。
『三度の飯より身体の勉強が好き』というくらい医学の勉強が大好きで、整形外科クリニックに勤務している時はたくさんの経験を積ませていただきました。そのお陰か「鍼灸科」・「柔道整復師科」の両方でそれぞれ「日本鍼灸師会 会長賞」「日本柔道整復師会 会長賞」をいただきました。この知識を活かして「痛みで困っている方を一日でも早く楽にしてあげたい!!」そして、「痛みで困らない身体にしてあげたい!!」という気持ちを持って、毎日施術に当たっています。
痛みがなかなか取れずに諦めてしまっていた方、ぜひ茨木市あさかわ鍼灸整骨院にご相談ください。