こんにちは
あさかわ鍼灸整骨院 浅川です。
基本的に年齢が上がってくると爪は
分厚くなりやすいですが、
中には爪と皮膚の間が肥厚してしまって
爪なのか皮膚なのかよくわからない状態に
なっている方もいらっしゃいます。
一番最初に考えられるのが爪水虫です。
水虫菌である白癬菌が爪に感染して
爪が分厚くなりぼろぼろと崩れてくる症状です。
次に考えられるのは、爪甲下角質増殖症という病です。
読んで字のごとく爪の下の角質が異常に増えていて、
爪全体が持ち上がって爪の形がガタガタに変形している状態です。
原因は、乾癬と呼ばれる皮膚疾患や水虫により皮膚の細胞が刺激を受け、
爪の下の皮膚が異常増殖を起こしてしまうことによります。
この状態になると、先端方向への爪の伸びが緩やかになり、
爪がガタガタに変形してしまって、爪が爪床からはがれる爪甲剥離症と
呼ばれる状態になります。
このような爪になりますと、自分で削ったり切ったりすることが
できないですし、解決には至らないので皮膚科を受診しましょう。
検査で感染症とわかればそれに応じた薬を使って
治療していくことになると思いますので、
疑わしい方は自分で判断せずに皮膚科を受診してください。